福島県 玉川村で出会う、イロイロなコト。

なにもしない贅沢を味わう、1日4組のプライベート温泉「すわや」

2021.06.04

あぶくま高原道路の石川母畑インターを降りて、約4km。玉川村の豊かな自然に囲まれた山間に、突如として小さなオーベルジュが現れます。それが、「すわや」です。

 

オーベルジュとは、郊外や地方にある宿泊施設を備えたレストランのこと。「すわや」は、1日4組限定の“和”のオーベルジュとして、目にも鮮やかな季節の素材を使った創作会席や、各客室にあるプライベートな貸切温泉を提供し、春夏秋冬で趣を変える庭園を眺めながら、ゆったりとした時間を過ごせます。

 

今回は、「すわや」を営む女将の塩田恵美さんを訪ねました。

 

7代前から続く、もてなしのかくれ家

「すわや」が始まったのは、今から7代前のこと。

 

「農業の傍ら温泉を提供しはじめたのが最初だそうです。昔は『四辻温泉』という湯治宿で、祖母の代のときには、お客さんが訪れると薪をくべて温泉を提供していました」

 

その後、塩田さんのお父様の代から本格的に温泉業に移行。塩田さんが受け継ぎ、現在のオーベルジュの形にリニューアルしたそうです。

 

 

自慢の温泉は「万病の湯」。季節の食材と共に癒されて

(画像提供:すわや公式HPより)

 

「すわや」の温泉は、“万病の湯”とも言われるラドン温泉で、毎分26Lもの温泉が湧いているそう。

 

全客室に温泉がついているので、思う存分ゆったりと寛ぐことができます。温泉好きにはたまらないですね。

 

(画像:すわや公式HPより)

 

自慢の料理は、季節の食材を使った創作会席。

料理長が厳しい目で選んだ素材を、繊細に盛り付けた独創的な料理の数々は、舌だけでなく目にも楽しめます。

 

小さなオーベルジュだからこその丁寧な料理に、高い満足感を味わえます。

 

お客様の声に耳を傾け、このスタイルを続けていきたい

 

敷地内に足を踏み入れると、惹きつけられるのが、庭園の素晴らしさ。四季ごとに草花を楽しめるような、植物の構成と配置にしているそうです。

 

元々リピーターの多い「すわや」ですが、最近では福島県内のお客様が増えたそう。

 

 

「1日4組限定のプライベートな空間なので、コロナ禍でも安心なようです。読書やヨガをされたり、野鳥観察をされたり、と宿での時間をゆったりと過ごされている方が多いですね」

 

 

塩田さんは、「お客様の声に耳を傾けつつ、引き続きこのスタイルで『すわや』を続けていきたいですね」と語ってくれました。

 

 

聞こえるのは、鳥のさえずりや、樹々のざわめき。

都会の喧騒から離れ、旬を味わい、温泉にゆったり浸かる。

そんな“なにもしない贅沢”を、ここ「すわや」で、ぜひ堪能してみてはいかがでしょうか?

 


■すわや

〒963-6301 福島県石川郡玉川村四辻新田津間32

TEL : 0247-57-2684

FAX : 0247-57-2684

チェックイン15:00~/チェックアウト~10:00

★プランなどの詳細は、公式HPをご覧ください。

http://suwaya.net/#