
玉川村で100年、アットホームな宿「ひたちや旅館」
2020.12.22
田舎のおばあちゃんちのような雰囲気で
迎えてくれる「ひたちや旅館」。
女将の高原 志乃婦さん、ご主人の史郎さん、若女将の愛美さん
にお話しを伺いました。
-「ひたちや旅館」開業の経緯は
どういったものだったのでしょうか?
史郎さん:
1923年(大正12年)に常陸国より玉川の地へ
やってきたそうです。
常陸国から来たということで「ひたちや旅館」という
屋号になったのでしょうね。
-約100年!歴史が長いですね。
どういったお客様が利用されるのですか?
史郎さん:
石川街道沿いにあるので、昔は問屋さんが行商の際に
ここを拠点に1~3カ月滞在して県内をまわる方がいました。
富山の薬売りの方なんかもよく来てました。
昔は何件か宿があったのですが、今はうちだけですね。
現在は、飛行訓練所の生徒さんや
近くの工場の企業の方にご利用いただいてます。
-話には聞いたことがありますが、
行商の方がこちらにも滞在されていたんですね。
特に印象に残ってるお客さんはいますか?
愛美さん:
近隣企業のタイからの研修生が自炊をしていたときに、
スパイスの香りや外で食事を楽しむ文化の違いに驚きました。
小さい頃長期滞在していた方からピアノを教わったり、
狩猟に来た方から鴨を頂いたこともありました!
-アットホームなお宿ならではの関わり方ですね。
-昨年女将さんが倒れてからは、
ご主人の史郎さんと娘の愛美さんが切り盛りしているそうですが、
以前は愛美さんは外で働いていたとか?
愛美さん:
以前は考えていなかったのですが、
自分の生まれ育った家と旅館なので、
守っていきたいという気持ちもありますし、
母が楽しんでやっていた姿を目にしていたので、
自分が後を継ごうと決心しました。
-今後はどのようにやっていきたいですか?
小さい旅館なので、
お客様の希望になるべく合わせられるという強みがあります。
その強みを生かして柔軟に対応していくことと、
今後もゲストハウスのようなアットホームな雰囲気を
大事にしていきたいです。
ホッと出来る居心地の良さと親戚のような距離感が
自慢の『ひたちや旅館』。
ゆったり玉川ステイを楽しんでみてはいかがでしょうか?
『ひたちや旅館』
〒963-6312
福島県石川郡玉川村小高西屋敷11-3
(あぶくま高原道路・玉川I.C出口から2分)
http://hitachi-ya.com/
TEL:0247-57-2046(9:00〜21:00)
FAX:0247-57-2046
ご予約はお電話にて。
【一泊2食付き】
大人・お一人様 ¥6,160(税込)
【素泊まり】
大人・お一人様 ¥4,000(税込)
※朝食ご利用の場合、プラス¥660(税込)
※夕食ご利用の場合、プラス¥1,500(税込)
※会社関係および長期滞在・スポーツ合宿の方は、
別途お見積いたしますのでお気軽にご相談ください。